前の職場が自分として身体的精神的に無理だったのが、早期退職の理由の一番だったんですが、友達の助言が背中を押してくれました。「自分ひとりが生きていければ良いんでしょ。家のローンがあるわけでもない。子どもを育てなきゃいけないわけでもない。辞めればいいじゃん。」って。よく考えたら、それはそうだな…と納得してしまいました。私の性格としては環境を変えるのが苦手で自分の取り柄は”忍耐力”だと思っていたので、本来であればどうにか耐えようと考えていたと思います。「仕事を辞める！」と一旦考え始めると、脳がそれに都合のいい情報を集め始めました。
大原扁理さんの「年収９０万で東京ハッピーライフ」がYouTubeで紹介されていて、この生き方は衝撃的でした。学生の時は勉強頑張って、いい大学に入って、いい会社に就職して、給料いっぱい稼いで…という生き方が正解だと私は思っていました。それだけが正解じゃないんじゃないか？と疑問を投げかけてくれたし、シンプルに「この生き方うらやましい」と思ったんですよね。じゃあどうしたらこういう生き方ができるか考え始めました。
私が求めることは「自分が幸せだと感じられること」、「家族や周りの大事な人を大切にできること」これを最優先で生きていこうと思いました。まずは、ひと月の支出がどれくらいかを見直し、固定費の見直しをしました。少し前に両学長のYouTubeを見て固定費の見直しをして、スマホを格安SIMに変えたり、不必要な保険はほぼ解約していました。もし仕事を辞めたら高すぎる家賃は家計を苦しめると思い、あと無職になったら引っ越しも難しくなるかも…と思い、職に就いているうちに安いところに引っ越しました。これで固定費の６万円近くを削ることができました。あと、健康面では毎年人間ドックを受けているのですが、オプションで腫瘍マーカーを受けたり、大腸内視鏡検査を受けたりもしました。大腸にはポリープがあったようで検査のときに除去していただきました。そんな感じで給料があってお金に余裕があるうちにできることはやるようにしました。
私の一番近くにいる友達が早期退職できるよう背中を押してくれて良かったと思います。今「自分が幸せだと感じられる」生活ができています。もし、「仕事辞めないほうが良いよ」という考え方だったら早期退職の考えに至ってなかったかもしれません。今も身体的にも精神的にも苦しんでいたかもしれないと思うとゾッとします。その友達に感謝したいと思います。
