お寺、お城好きの自分としては、長野県では善光寺、松本城を観光することにしました。
善光寺ってよく聞くけど改めて調べたら「牛に引かれて善光寺参り」って言葉があるんですね。聞いたことあるような…という程度だったので、改めて調べました。〈信心のない老婆が、川でさらしていた布をどこからともなく現れた牛に引っ掛けられそのまま走っていくのを追いかけたところ善光寺にたどり着いた〉というお話のようです。そういったそのお寺にまつわるお話とかあると、そのお寺に惹かれてしまいます。やっぱり善光寺を訪れたときも、「ああ、ここがあの善光寺か〜」と感動が増しました。善光寺に行ったことがある方は、「お戒壇めぐり」をされましたか?私は初めて善光寺で体験できて、面白かったです。御本尊の真下あたりに下りの階段があり、真っ暗な長い廊下が続きます。壁をつたって進まないといけない作りになっていますが、私は前に若い女性の2人組が歩いていらっしゃったので、その声を頼りに歩いてしまいました…始めは、前に会話が聞こえると先が分かってしまう…と思って、どうかなとも思いましたが、本当に真っ暗で不安になるので1人の自分にとっては声が聞こえて心強かったです。廊下の中ほどに「極楽の錠前」があるのですが、1人だと見つけたときの「これだよね〜」を言う相手がいませんが、前の2人組が「わぁ、これかな!」とはしゃいで話していたのを先に聞いていたので「これか!」とあまり寂しくなく楽しめました。全く1人で静かに体験できるのも、それはそれでいいかもしれません。経蔵では輪蔵と呼ばれる大きなコマのような書庫があり、それを1周回すとお経を読んだことになるというものがありました。私が行ったときはちょうど前の人達が回し始めたところで、次に私の順番となったときに1人ではなかなか回らなくて…どうしようかなと思ったら、前のグループの1人の方が一緒に回してくださって本当にありがたかったし嬉しかったです。ちょっとした周りの方とのふれあいも良いものですね。
松本城は大人気でした。建物の都合上、少しづつ入場している様子でお城の前には行列ができていて、30分待ちの札が立っていました。この日はすごくいい天気で待つのもかなり暑かったですが、庭園もきれいでツツジが満開でした。どこも同じことが言えますが、外国の方もかなり多く観光に来られていました。やっぱりお城はかっこいいですもんね。お城の中に入ると、「石落」や「狭間」を見て戦のときの様子を想像したり、天守閣は外から見たら五重に見えるけど、内部は六階になっていてその階は外からわからないので戦のときに武士が集まったそうなんですが、その場で武士が集まった様子を想像してみたり…そういう作業が好きなんですよね〜博士ちゃんには敵いませんが…