この旅のメインの一つが黒部ダム、雪の大谷です。前日、駅の案内所で訪ねたら、「前日の15時くらいまでに予約しとくといいんですよ」って言われたのですが、すでに18時をすぎていて…「当日の7時からトロッコ列車のチケットの販売がありますよ」と聞いて、朝から窓口にならぶことにしました。
当日は早起きして、窓口に行ってみるとすごい行列になっていました。一応トロッコ列車のチケットをとることができてホッとすると、おにぎりセットをちょうど販売していました。母がよく、「旅行のときはお弁当を持っていたほうがいい。食べるタイミングにお店があるか分からないから」と言うのを思い出し一応購入するしました。富山のとろろ昆布が巻いてあって惹かれてしまったというのもありました。
私もよく分かっていなかったのですが、トロッコ列車がある駅まで1時間程度電車で移動して、その後に乗るトロッコ列車が定員があってそのためのチケット購入が必要だったようです。中国の方や外国の方でいっぱいでした。トロッコ列車やケーブルカー、トローリーバスなど乗り継いで、やっと黒部ダム到着です。
高さ186mは日本一で、ものすごい迫力でした。これは行ってみて、ダムの上に立ってみないと、言葉では表せませんね。本当に行って良かったです。ダムの展望台の下にトンネル型の展示室があり、ダムが作られた経緯が説明されていました。「戦後の電力不足をどう解消するか」で動き出した日本人のパワーや知恵やチームワークの結晶がこのダムなんだということが分かり、改めて黒部ダムを見ると感慨深くなりました。黒部ダムに行かれた人全員に展示室は見てほしいですね。ずっといてもいいくらいの素晴らしい場所でしたが、「また来たい」という気持ちで黒部ダムをあとにしました。
帰りは雪の大谷で散策して写真を撮りました。両親が旅行に行った話を聞いていたので、自分の目でも見てみたかったんです。すごい場所ですね。そもそも九州育ちの自分としてはたくさんの雪が珍しいし、10メートル以上雪が積もることはテレビ以外で見ることはありません。この雪の大谷を作る人達もすごいなと感じました。