退職して得たもの

子どもたちの夏休みは終盤にかかってきました。小学生の甥っ子は毎日午後に近所の用水路で泳ぎます。泳ぐのは1時間で、泳ぐ人は涼しくていいと思うのですが、監視係はとにかく暑い。高齢の母が(甥っ子にとっての祖母)は「体力が持たない!」とつぶやいていたので、私と30分づつ分けることにしました。私はスマホをいじりつつ、溺れてないかだけは確認するような感じでゆるっと監視しています。甥っ子は近所の友だちを誘って2人でわちゃわちゃ遊ぶこともあって、ケンカになるんじゃないか…と思うこともありますが、子ども同士で解決するかな〜と何も言わずにそっと見守っています。この前はお互いのサンダルを投げて遊んでるな…と思っていたら、甥っ子のサンダルの片方が無くなってて焦りました。用水路の横の草がうっそうとしていたので、そこに消えたのか、流れていってしまったのか、ちゃんと見てなかった…と反省しました。溺れてないかだけ用心していたので、あまりに低レベルな視点だったかなと思いましたので、命の確認と物をなくさないようにということも注意するようにしました。

木陰で監視係をしながら、よく青空を見上げます。入道雲の形をぼんやり見上げたり、夕立くるかな〜とか、雷が遠くで鳴ることもあるので、近づいたら水遊びは終了だな…とか考えたしします。でも、とにかく私の心は凪です。すごーく心が安定していることを感じます。3月まで心がガチャガチャで不安定だったので、心が穏やかなことを特に感じることができるのかもしれません。私は退職して安定した収入を捨てて、この心の安定を手に入れたんだなと言うことを実感して、幸せだな〜と感じます。周りから見たらつまらなくないのかなと思われるかもしれないし、自分としてもつまらなく感じる日が来るかもしれませんが、この幸せを感じることができて良かったと思っています。

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